◆自然の仕組みに学びながら、手を入れる
正直に言うと、ここまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
特に栽培の面では、思うようにいかなかったことや、
失敗したことの方が多かったかもしれません。
3歩進んだと思ったら、気づけば2歩下がっている。
そんなことを何度も繰り返しながら、今の農園があります。
それでも、うまくいかなかった理由を考え、また別のやり方を試し、少しずつ前に進んできました。
これから先も、すべてがうまくいくとは思っていません。
だからこそ、この農園での挑戦や失敗も含めて、誰かの気づきや学びにつながっていくような、
開かれた場所でありたいと考えています。
私たちが農園づくりで大切にしているのは、自然を完全に管理することではなく、
自然の仕組みをよく観察し、その流れをできるだけ邪魔しないように関わることです。
天候や土の状態、植物の育ち方は、毎年同じではありません。
その違いに合わせて、手の入れ方を少しずつ調整していきます。
農園もまた、固定された完成形ではなく、変化し続ける存在だと考えています。